2015年11月18日水曜日

SHOEI GT-Air WANDERERを半年ぐらい使ってみて

SHOEI GT-Air WANDERERを購入したのは今年の春。ジェットヘルメットから移行して半年以上経ちました。
購入当初の使用感は一度以下に書きましたが、夏〜秋を過ごしての感想です。

フルフェイスだと安心感があります

1)開閉式インナーサンバイザー


開閉式のインナーサンバイザーをヘルメット内に格納する分、帽体が大きくなります。
妻が使用するARAIの「Quantum-J BLAST」はインナーサンバイザーを装備していませんが、そういったフルフェイスのヘルメットと比較すると、サイズの分を差し引いても、その差が結構大きいということに気づきます。
ヘルメットホルダーに掛けにくくなったということからも実感できます。

じゃぁ、帽体が大きい分、抵抗を受けてツーリングで疲れるのかというと、そこまで飛ばさないということもあるかもしれませんが、ヘルメットで疲れたと感じたことはありません。

ベンチレーションはアゴ、頭頂部、後頭部の部分に3ヵ所ありますが、あんまり暑い時にはシールドを全開。でも、虫が飛び込んで来ると危ないので、インナーサンバイザーを下げてシールド代わりにします。

インナーサンバイザーの開閉は楽ちんなので、トンネルを通過する際でもスムーズな開閉ができます。これはいいですね。

【追記】
インナーサンバイザー自体は曇りまよ。


2)マイクロラチェット式チンストラップ


マイクロラチェット式チンストラップは、ヘルメットの着脱を容易にしてくれます。
しかし、寒くなって分かったのですが、ネックウォーマーをした際、チンストラップをネックウォーマーの内側にしまい込んでしまうと、チンストラップが丁度喉に当たる位置になり、不快な痛さを伴います。ネックウォーマーの上からチンストラップを止めてやり過ごしています。

ARAIのヘルメットのアゴ紐はリングを通して折り返し、ボタンで止めます。一見、めんどくさそうです。
以前、バイク用品店でARAIの方が来店するフィッティングサービスがあり、お聞きしたのですが、安全上、この方式を採用しているとのことでした。
あと、ARAIがインナーサンバイザーを採用しないのも安全上の理由だそうです。
(てな話を、GT-Air WANDERERを買った後で聞きました…。)


3)シールドやPINLOCKの取り外し


ツーリングに行けば、虫やらなんやらでまぁまぁシールドが汚れます。外側だけでなく内側も丁寧に汚れを取ろうとしたらシールドを取り外した方が作業がやりやすい。慣れれば取り外しは簡単ですが、最初は手こずりました。

曇り防止のPINLOCKを取り外す際は、湾曲しているシールドをぐいっと反らせて取り外します。最初は「割れたらどうしよう」って恐る恐るでしたが結構丈夫で、よくしなります。


4)センターパッドのもこもこ


内装のセンターパッドは通気性を確保するために隙間を確保しているようですが、もこもこしているので、短時間乗っただけでも髪の毛がもこもこってなります。
帽子を持参しないとツーリング先では、妙な頭のままでウロウロすることになります。


5)インナーサンバイザーを使わないことが多いかも


これは人によると思いますが…。
日の出や夕日に向かって走るときはインナーサンバイザーを使いますが、日中はあまり使わないことに気づきました。

怪しい国道や県道を走ることが多いのですが、杉木立の中の、日向と日陰が頻繁に入れ替わるような道ではインナーサンバイザはもちろん、シールドすら下げないほうが見やすいです。
あと、空や山の色とかを見ようとするとね。

それが普通になると、見通しの良い道でもまあまぁインナーサンバイザーを下げずに走っていることに気づく…という感じです。


まとめ


「ヘルメットホルダーにもうちょっと掛けやすかったらなぁ」「チンストラップが痛くなかったらなぁ」と思いますが、概ね満足しています。

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